深夜に決めた処置 人工破水・促進剤投与
おはようございます、ナカムラエイタです。
朝6:50
子宮口 9センチ。
しかし、9センチにしては、陣痛の間隔が長いんですね。
もっと間隔が縮まってこないと、分娩のパワーにならない。
そして、陣痛の強さ自体も不足している感じです。
妻自身もこのままの陣痛だと産める気がしないと感じていたようです。
ここまでの段階ではいきむ段階ではなく、いきみのがしで痛みに耐えなければならず、無限に続くような陣痛の鈍痛に耐え続ける、一番つらい時間帯になりました。
早く分娩しなければ、母子ともにエネルギーがなくなっていきます。
そこで、人工的な処置二つが検討されました。
・人工破水
・促進剤投与
人工破水は、処置によって破水させる(膜を人工的に破る)という方法です。
妻の場合、ちびちゃんの頭の上(つまり我々の3D世界でいう下)の水がたまっていて、いつ破水してもおかしくない状態になっていました。
しかしなかなか破れず止まっているので、ここで人工的に破ってしまおうというものです。
また、促進剤投与は薬の力で陣痛を強くしていくものです。
臨床的には人工破水単独では陣痛誘発・促進効果としては微弱であり、他の陣痛誘発・促進法(促進剤投与など)と組み合わせて用いられることが多いようです。
7:05
人工破膜の処置を行いました。
妻はぬるい水が流れる感じがしたと言っていました。
7:10
一度いきんでみる指示が出ました。
しかし数回いきんでみても、お産まで辿り着けるような陣痛はやって来ませんでした。
なのでやはり引き続きいきみのがしをしなければならないという状態でした。
あの苦しい鈍痛に耐える時間がまた始まったのです。
8:30
ここで、促進剤も投与する判断をしました。
点滴が開始されました。
もう外は明るく晴れていて、梅雨の曇りと、木々の緑と、空の青が、窓を明るく彩っていたのを覚えています。
晴れていて、誕生日日和だなぁ。
ちびちゃん、待ってるぞー。
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