最新テクノロジー概要
今回は現代社会に必要不可欠な基盤となっているいくつかのテクノロジーについて解説します。
この時代にビジネスを進めていくにあたり最低限必要な教養となるでしょう。また、新しいビジネス、新しい価値を創っていく人はなおさら知っておくべき知識になります。
早速ですが、現在第四次産業革命が起こっていると言われています。では「産業革命とは何か?」ご存知でしょうか。
簡単に言ばこうでしょう。
新技術や新エネルギーが生まれ、社会や経済に大きな変化をもたらし発展する事
それでは、歴史上の産業革命の概要を確認ましょう。
・第一次産業革命(18世紀半ば):イギリスを中心に起こったもので、蒸気機関の発明、石炭の利用が始まりました。これによって、鉄道や蒸気船などが使用され始め、世の中の機械化が進みました。
・第二次産業革命(19世紀後半):アメリカやドイツを中心に起こり、電気・石油が登場。これによって、重化学工業の成立と石油エネルギーへの転換が進みました。物流が発達し、大量生産大量消費の時代へと突入します。
・第三次産業革命(1970年代):コンピュータの登場「デジタル革命」。アメリカなど軍事技術を民間に転用(GPS、画像処理)する事で起こりました。PCの普及や、インターネットが登場します。world wide webが整えられたのもこの時期です。インターネットの普及で新しいビジネスが数多く誕生しました。情報をデータでやり取りするようになり、SNSなどのサービスが立ち上がりました。
この前半戦では、日本が時代の流れを掴みうまくビジネスをやったという事ができるでしょう。1989年、世界の時価総額ランキングを日本が独占していました。NTTや銀行系などです。2019年、ベスト50の中に入っている日本企業はトヨタ1社だけで、47位です。これが日本の置かれている現状なんですね。(時価総額ランキング)